妊婦のWalking≠歩く?

妊婦のお客様を診察していてよく聞かれることがあります。39c3446206a653de9472408a4a183df9_s
「安定期に入ったからお医者さんにウォーキングしてくださいと言われたのですが、どれくらい歩いたらいいですか?」

妊婦のたいていの方はウォーキングしたほうがいいですとお医者さんに言われます。
またどの雑誌にも書かれているし、ネットにもたくさん載ってます。

なぜウォーキングしたほうがいいのでしょうか?
疑問に思ったことありませんか?

目的をもって運動しないと効果も期待できません。
また誤ったやり方をすることで母子ともに危険になることもあります。

例えば、よくお腹が張る妊婦さんがネットを見てウォーキングがいいと書いてあったので行ったら・・・・
結果は見えてますよね。

ではなぜウォーキングが良いのでしょうか?
いつの時期から始めたらいいのでしょうか?

僕が思うに・・・・・安定期にぐだぐだ散歩する!!!!

つわりの時期はほとんどの方が食が細くなります。
つわりが終わった途端に食欲が出てきて、自分が思っているよりも食べてしまいます。
そして体重が増加して必死で身体動かして体重を抑えようとする妊婦さん多いのではないでしょうか?

安定期に入りますと赤ちゃんがどんどん大きくなってきます。
それに伴ってお母さんの内臓や、骨盤が圧迫されていきます。
そして、そり腰になりさらにお腹に負担がかかります。当然お腹の張りも出てきます。

本来ならお腹が大きくなるにつれ女性ホルモンの影響などもあり身体の関節はどんどんゆるくなります。
そうすることによって骨盤も広がり始めるのです。
所がほとんどの妊婦さんは働いています。そして仕事から帰ってきたら
たくさんの服をきて身体をぎちぎちに防備してウォーキングに行くのです。
しかも、歩くというより早歩き?ジムでマシンを使って歩いている人みたいに!!!

想像してみてください。

身体と心は緩んでますか??

意図したことと全くの逆の状況です。
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「妊婦さんの歩く」
○日頃の喧騒とした日常からリッラクスする⇒頭蓋骨を緩め女性ホルモンが出やすくなります。そうすることでさらに関節が緩みます。

○自分のペースでぐだぐだ散歩⇒ウォーキングと違って筋肉をフルに使って歩かないので骨盤の歪みが取れ骨盤が開いてきます。
圧迫されていた子宮や腸に余裕が産まれます。

だから

景色を感じて、見て、のんびりと散歩する。そして自分と赤ちゃんのことや愛する家族の事を考えたりしてリラックスをするのです。

頭が緩んで、関節が緩んで、骨盤の緩みになる。

ストレスが減り、腸が整い、腰痛が減り、お腹の張りがしにくくなるのです。
※お腹の張りやすいときは控えてくださいね。

妊婦の時くらいはゆるりと過ごしてみませんか?

ウォーキングはしないでくださいね。

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