こんにちは。
久しぶりの記事になってしまってすみません。
さて今回は『子宮を温める』
こんなフレーズをよく聞くことありませんか?
妊活を扱っているサロンなどでよく聞くと思います。
またはマタニティケアをおこなっているサロンなどもこのようにうたっている所って多いですよね。
先日、嫁の一言でふと気づいたことがありましたので今回はそんな記事にしたいと思います。
(久しぶりの嫁の登場)
『ね、子宮ってなんで温めるの?』
『どうやって温めるの?』
鋭い質問ですよね。
さて子宮ってどうやって温めるの?なんで温めると良いの?
さて問題です。お腹の表面から子宮にたどり着くまでどれくらい深い(中に)あるかご存知ですか?
正解は8センチです。これは痩せている方でです。
ですので腹部を温めてもそんな深いところまであたたまりません。
つまり腹部のホッカイロや蒸しタオルは効果が薄いということです。
子宮は温まりません。
子宮を温めるという表現はちょっと違うということですね。
子宮をどうしたいのか??
それは子宮に行く血流促進が目的です。
どうやったら血流がよくなるの??
お腹温めても子宮まで届かない・・・・・・
僕ら鍼灸師は子宮をどうやって血流をよくしているかというと、
子宮に行く血管(動脈)や子宮の運動を支配している神経にアプローチしています。
神経にアプローチすることで子宮を動かしたり、子宮に行く血流を促進しています。
鍼灸だからできるアプローチのやり方だと思います。
では自分でできることないじゃんと思いますよね。
実は子宮に行く神経は腰の下部から出て枝分かれして子宮関係に行きます。
枝分かれした神経は臀部と下肢に行きます。
足の冷えやお尻の冷え、また凝り固まった腰や股関節
むくみは子宮の血流を悪くしてしまいます。
だから子宮の血流が悪くならないように上記のことに気を付けてもらいたいですね。
もちろん妊婦の方も同じですので日々日頃からの心遣いが
母体にも、赤ちゃんにも大事なんですね
股関節や腰、お尻、などマッサージしたりストレッチすること
足はなるべく冷やさないようにすること
むくみがあったら食事から改善してみること
こういった簡単なことが子宮の環境を変えてくれます。
妊活の方、妊婦さん、生理不順や、生理痛がある方は少し気にかけて過ごしてみてください。