逆子が治りにくいのは・・・

多くの妊婦さん特に逆子のお客様がなごみうさぎを利用していただいてます。

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逆子と言えば鍼灸が効果があると最近ではかなり広がりつつあります。
以前の記事にもなぜ逆子に鍼灸がいいのか、どのように鍼灸が効果が出るのか書きました。

今回は逆子が治る原理は書きましたので、逆に逆子が治らないケースを書いていきたいと思います。

逆子が治らず、最終的に帝王切開になってしまった方は必ずいます。「なごみうさぎ」でも残念ながら2名います。

逆子が治らないのにはいくつか原因があると思います。

1器質的な問題
子宮に内膜症があったり、子宮筋腫がある場合、また過去の手術による子宮周りの癒着が強いなどの器質的な原因があり、柔らかく柔軟性のある胎盤、子宮を保てない場合があります。その場合は絶対治らないとはいいませんが、治りにくいです。ですけど何にもの妊婦さんを見てきて逆子が治る方は回数を多く治療してさせて頂く事、また早い段階で施術を開始することです。

2羊水の問題
胎盤内の羊水が少し少ない方はやはり時間がかかります。なぜかというと羊水が少ないということは胎盤が狭く動ける範囲が少ないということになります。なので動きたくても動けない状態です。逆に羊水が多い場合はというと、羊水が多くて動ける範囲多いため一度逆子が改善されても何度も逆子に戻るケースが多いです。羊水が多い方は特に生活習慣を気を付けて頂き、定期的に施術をすることをお勧めいたします。

3臍帯巻絡
たまに耳にする方もいると思いますが、臨床の現場では意外と多いと思います。臍帯が胎児に巻き付いて身動きが取りにくい状態であるためもちろん逆子は治りにくいです。でも、治らないとは言いません。現に治っている妊婦さんもいます。またエコーでは見えにくく帝王切開してみたら臍帯巻絡だったケースもあります。出産時に臍帯巻絡だったケースもよく聞きます。
臍帯巻絡での施術は一回り巻き付いているときのみです。二回りなどになってきますとリスクが出てきますし、胎児の成長にも影響した来ます。詳しくはまた違う記事に載せたいと思います。ダウンロード (1)

4胎児が小さい場合
胎児のの成長は頭部から大きく育ちお尻のほうが小さい状態で成長していきます。しかし、稀に成長がゆったりで頭部がお尻より大きくないため本来ならば重力で重たい頭が下になるのですが頭が下にならずに逆子になってしまいます。その場合は成長を促すように施術をするため逆子が改善して落ち着くまでに時間がかかります。ですからこの場合も早めに来院されることをお勧めします。

5生活習慣
生活習慣にはいくつか原因がありますが、今回は逆子で来院した改善したものの再度逆子になる場合についてあげたいと思います。
なんといってもハードな仕事夜更かしテレビ携帯の使い過ぎイライラするストレスばたばたした日常です。
これらのことは多くの人がそうだと思います。妊婦さんは出産に向けてだんだんお腹が大きくなります。つまり胎児が大きく育っていきます。育つということは臍帯から多くの血液が胎児に行くということです。上記に挙げて方々は血流が上半身、特に肩より上にあります。交感神経が優位になります。そうなると骨盤も血流が悪くなります。ということは子供も抵抗しますよね?
このことは詳しくのせてある記事がありますのでそちらをご覧ください。
実際多いのです。逆子治療されて施術後には改善していた。しかし翌日旦那に腹を立てて頭に血が上りました。その夜中に再度逆子に戻りました。本人も逆子になったのが分かったそうです。旦那さん、あまり怒らせないでくださいね。

上記にあげた方々はなかなか逆子が改善されませんが、時間はかかりますが改善はします。最後まであきらめないでもチャレンジしてみてもいいかもしれませんね。「なごみうさぎ」では上記の方々も帝王切開の日にちを決められた後も施術を請け負っております。

妊婦さんは日ごろからお子さんを第一にまた身体を第一に過ごして頂きたいですね。
何か気になることがありましたらご相談ください。

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